山田杏奈ひらいてでの魅力!愛役の共通点から見える本心とは?

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山田杏奈さん主演の映画「ひらいて」が
2022年5月29日にドイツで開催されたNipponConnectionにて
ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞を受賞しました!

nipponvisions
(画像引用;https://twitter.com/hiraite_movie/status/1531058569268719617)

この記事では映画「ひらいて」での山田杏奈さんの本心に注目し、


・インタビューで分かる愛役の苦悩
・カラオケのあるある心理や初ベッドシーンへの思い
・インタビューで分かる「愛」との共通点と魅力
・役作りで得た意外な成果

から分かる山田さんの魅力を徹底深堀します。

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山田杏奈が「愛」役をわからない・嫌いと思った理由とは?

インタビューで山田さんは

愛という役を考えて考えて「わかんない!もう無理!嫌い!」という状態になってしまって。

でも実は、自分と通ずる部分も結構あったからこそだったかもしれません。

と、言っています。

なぜ愛をわからないと思ったのか

私が思うに、山田さんは

今まで役に寄り添い、理解した上で演じることを忠実にこなしてきた

ように思います。

それなのに「ひらいて」では

愛の異常な「たとえ」への執着心を理解出来なかった。

普通なら好きな男の子に彼女がいたら

「彼女って誰?」
「彼女とはどこまでいってるの?」
「いつどうやって会ってるの?」

などとせいぜいSNSチェックくらいで、愛のように彼女にあまり近づこうとは思いません。

愛の衝動的で暴力的な言動は山田さんだけでなく、
多くの人が理解出来ない異常さだと分かります。

なぜ愛が嫌いなのか

心理学では


「相手を嫌うのは自分の欠点と似てるから」

とあります。

愛の欠点=自分の欠点

を目の当たりにして、ストレートに表現する愛が羨ましかったのではと思うのです。

「人のものが欲しい」という愛の欲求が

山田さんには自分の欠点に見えた。

だから、なりふり構わずたとえに執着する愛を許せなかったんですね。

山田さんのように、相手が嫌いな理由を客観的に観察し、

自分と通じる部分を見つけるのは

なかなか出来ることではありません。

山田杏奈のカラオケ事情とベッドシーンの関係とは?

こちらは山田杏奈さんのカラオケシーン。

山田さんが歌う曲はあいみょんの「ふたりの世界」。

堂々と、歌い慣れている様子が伝わります。

インタビューで山田さんがカラオケについて語っています。

「きのこ帝国」をよく歌うとか。

こちらで山田さんが歌う姿を想像できますね。

しっとりとした素敵な曲なんですよね。

ひらいての監督、首藤凛さんのこだわりがまさにこの

カラオケシーンとベッドシーン。

その思い入れを独自解説します。

カラオケシーン

カラオケあるある、


女の子同士でカラオケに行って、曲の趣味が合わない感じだとか、
緊張して歌う感じだとかを映したいなと思って入れたシーン

と監督自らが話す絶妙シーン。

ここでの愛は

・美雪に近づくための手段。
・たとえ&美雪の親密度が知りたい。
・美雪を油断させる

誰もが想定できる意図です。

ですが、私は純粋に過去を思い出しました。

・初めて友達の前で歌うドキドキ感。
・カラオケに慣れてきた頃の自信満々な自分。
・暗闇でひっそり恋話をしている女子。

これらは多くの人が経験した思い出の一つ。

私も懐かしい気持ちになりましたね。

監督一推しのベッドシーン

山田さんは次のように語っています。


コミュニケーションのひとつとして素敵なシーンになっていたり、
自分も相手もさらけ出す、人と人の根本的な部分が見えたりする行為だなと思います

ここでも山田さんの高い観察力が証明できます。

人間の欲求を「生きるために必要な行為」と捉えた。

ベッドシーンを食事と同じように意識して、
綺麗に見せるように演じただけ。

初のベッドシーンをアクションのようにこなす
山田杏奈さん、恐れ入ります。

山田杏奈の魅力をインタビュー3選から検証!

役者として面白い顔

山田さんの顔は、筋肉の動きが面白いというか、
撮る角度によって全く違う表情に見えるんです

と首藤監督が話すほど、「ひらいて」は愛の表情だけでも楽しめます。

たとえを見ている切ない表情。
髪を整えた後の自信満々な表情。
友達に嘘をつく表情。
否定された時の悔しい表情。
何もやる気のない表情。

私が特に印象的だったのは
自信満々な表情から、自暴自棄になってしまう表情との違いです。

別人かと思いましたね。

ぜひ愛の表情にも意識しながら本編をお楽しみ下さい。

愛との共通点

首藤凛監督は山田杏奈についてインタビュー


意識の範囲からちょっとだけはみ出してくるところがチャーミングだし、個人的には愛っぽいなと思ってました。

と話しています。

shutou-yamada

山田さんがあからさまに「眠い」という顔をしたとか。

他にも愛のように感情を面に出しり、

無茶苦茶な言動があったのかもしれません。

普段でもはみ出す山田さんがを見てみたいですね!

圧倒的な信頼感のある潔さ

首藤凛監督は他にも、


杏奈ちゃんは脱ぐといったら脱ぐし、投げるとなったらゴミ箱を投げるし、高いフェンスも登るとなったら登るし。潔いんですよ。

と。

代表的な3シーンがこれです。

ai_nugu
(画像引用;youtube)

暗闇とはいえ、堂々と脱いでいる様子が伝わります。

ai_gomibako
(画像引用;youtube)

私もゴミ箱を投げるシーンには驚きました。

ai_fensu
(画像引用;youtube)

落ちないかとハラハラする高さです。

山田さんの潔さの原点は

私は以前『女優は汚いところを見せるものだから』という言葉をかけていただき、それをとても大切にしているんです。

という「ひらいて」より前作品の時のインタービューで話してます。

愛への苦悩があったにせよ、山田さんは

「女優として汚いところを見せなければならない」

という軸があります。

そのブレない軸こそが山田杏奈の潔さにつながっているのです。

人間の根本にある感情と向き合う姿勢

他にも、山田さんは

三大欲求に近いぐらいの大ざっぱなものなんですけど、自分のものにしたいとか、
社会的なことを何も考えなかったら私だってできる、みたいなことです。

別インタビューで話してます。

私はこのやりとりから、山田さんの役への分析力を強く感じました。

役を理解出来ないなら、愛の欲求を考える。

それは人間の欲求だと置き換える。

トライ&エラーを繰り返し、

愛の理解者である首藤監督に何度も教えを請う。

こんな山田さんの真剣な役への取り組みが、

素晴らしい作品を作る一因になっているのですね。

山田杏奈が「ひらいて」で経験した成果とは?

山田さんは

努力というか、経験することが一番の糧になると思います。

と言っています。

「ひらいて」では愛役を演じることで自分と重ねて気付く部分があり、それが折り鶴なんです。

愛の心の動きが折り鶴で表現されているんですね。

前半では、”たとえ”を想う本当の気持ちを隠すように。

orituru1
(画像引用;youtube)

後半では見事な折り鶴の木を蹴り倒します。

orituru2
(画像引用;youtube)

まるで自分で作ったシナリオを否定するように。

そして最後は折り鶴をひらいて紙に戻す。

orituru3
(画像引用;youtube)

着飾った自分を解体するように。

折り鶴をひらいて残った跡を見つめ、

自分の犯してきた過ち・偽りを素直に受けとめた。

折った跡は自分の過去。

欲しいものを手に入れるための

傲慢な自分の行いが跡として残り、

外から見つめることで本当に大切なことに気づいた。

愛の理解に苦しんだ山田さんが最後にスッと愛の中に入れた。

折り鶴を開くシーンは山田さんが愛に心をひらく瞬間です。

折り鶴シーンの移ろいと、山田さんの愛への理解が見事にリンクしています。

私が感じた山田さんの成果は、

「役を理解出来ないまま演じる」を経験すること。

つまり、今までの山田さんは役を理解した上で、

自分の武器「目力」を駆使して演じてきた。

でも「ひらいて」では自分のマニュアルが通用しない。

皮肉にもわからないまま演じたことが

監督のイメージする愛を表現できた。

「失敗は成功のもと」

今回の苦労と経験を自分の糧として成長した山田杏奈さん。

どんな失敗を経験しても彼女なら成功に導くことでしょう。

こらからも女優として魅力的な山田杏奈さんを追い続けます。

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