グラチャンバレー赤字必至?理由と大会経費は?オリンピック効果は?

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女子バレーボールでロシアにセットカウントで3-1で
勝ってバレーボール人気にさらに火がつきそうな
ワールドグランドチャンピオンズカップ。略してグラチャン。

12日に開幕してゴールデンタイムでの放送ということもあって
話題一色になると思いきや、逆に心配の声もたくさん上がってる
ことをご存知でしょうか?

真相と理由を検証しました。

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▼莫大な大会経費▼

テレビを見ていると時間帯も時間帯ですがとにかく
待ってましたとばかりに華やかさを演じているこの
グラチャン。

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実は実情は意外と深刻だったりします。

今大会は男女とも6カ国が参加しています。
参加国は女子は我が日本、ロシア、アメリカ、ブラジル
タイ、ドミニカ共和国。

男子は、我が日本、ロシア、アメリカ、イタリア、ブラジル、イラン
の6か国。

オリンピック、世界選手権、ワールドカップ(W杯)
と並ぶ世界4大大会のひとつに数えられる名だたる大会ですが、

五輪出場の切符がかかるW杯や24カ国が出場する世界選手権に
比べるとグラチャンの注目度はどちらかというと低いですね。

しかも大会経費が20億円以上ともいわれていて、
大会本部はファンが愛想を尽かさないかいろいろと戦略を
練っています。もちろん見に来るファンがいなければ赤字は必至。

バレーボールに詳しい人の話では、来日するチームの航空券以外の
費用は全部日本が持つようで、滞在宿泊費、食費、ユニホーム(ソックス含む)の
洗濯代などがそれにあたるそうです。

他にも大会会場の使用量は1日約1000万円かかると言われ
一週間前から借り切らないといけません。

チケットも6~7割程度しか売れず、日本テレビからの放映権と
スポンサー料だけではまかなうのは厳しいという現状があります。

他局と比べると、毎回ワールドカップの中継を担当するフジテレビは、
バレー大会のマスコットキャラクター”バボちゃん”効果もあって
グッズが販売も好調。それこそ大会スタッフの弁当も日テレより
質もいいとの噂があります(苦笑)。

▼放送時間のからくり▼

今回のグラチャンの全日本の試合はテレビ視聴率を考え
中継はすべてゴールデンタイム。

不思議なのは試合の開始時間です。

どれも19時10分(または18時10分)とハンパな時間なんですね。

これもしっかりとした理由があります。

どうやら試合開始前のスポットCMを放映しなきゃだからだそうですよ。
まず、中継が始まると大会紹介に続いて、メインスポンサーの
CMを2本流します。

そして試合直前の練習風景を映し、解説者や対戦チームを紹介。
そしてちゃっかり日テレの番宣を入れて、スポットCMを8本流します。

本当は19時開始でいいんですが、CM枠のために
10分遅らせているということなんですね。

スポンサーからも厳しく問われているんだと思います。

▼華やかに見えるバレーボールの実態▼

昨年のロンドン五輪では全日本女子が28年ぶりにメダルを取った
のは記憶に新しですね。

その全日本女子が試合に出場しても実は会場は満員になっていません。

女子ばかり注目されてますが男子バレーの試合は悲惨そのもの。。。

どうやら高校や大学のバレー部員が「サクラ」として
会場に招集されるようなんです。

海外勢同士の試合ともなると、何のための会場なのかわからない
くらい閑散としています。

だって女子バレーのタイVSドミニカ共和国の試合に興味ありますか?(笑)

男子バレーのアメリカVSイランの試合にお金出して見る気がありますか?

国際的なケンカに発展するんじゃないかって歪んだ視点で見る人はいるかもしれませんが(苦笑)。

声援もむなしく、選手たちの床をシューズでこする「キュッ!キュッ!」
って音だけがこだましてます。

▼まとめ▼

日本人にとっては身近に感じるグラチャンも、大会会場が

日本で行われるのもお金あってのことかもしれません。

世界大会を開くといってもとてつもない経費とリスクが
付きまとうんですね。

日本テレビも次からはフジテレビのジャニーズの応援に対抗して
ゆるキャラでも考案した方がよさそうな気がします。

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