竹内拓のチャーグ・ストラウス症候群の恐怖!他選手でも難病あり?

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どうも、のりたまです。

関東に予報に出ていた雪は今回はそれそうです。

孤立集落がまだある中、ちょっといいニュースですね。

さて、ソチオリンピックのジャンプ団体で見事銅メダルを獲得した日の丸飛行隊。

そのメンバーの一人竹内拓さんの難病に注目が集まっています。

冬のオリンピックの出場者には他にも難病持ちの方もいらっしゃって、あのフィギュアの羽生結弦選手も持病があるようです。

ちょっと追ってみました。

チャーグ・ストラウス症候群の症状

ジャンプ団体の試合後に会見した竹内選手が涙ながらに会見して発表した「チャーグ・ストラウス症候群」。

なんだかカタカナ文字だとよく分からないんですが、日本語に直すと「アレルギー性肉芽腫性血管炎」と呼ばれます。

毎年毎年100人程度が新患で訪れる難病で、120万人に1人の割合で発症するそう。

血管炎で血管障害がおこり本来体にとっていい働きをする好酸球と呼ばれる白血球の一種が異常な増殖を伴って血管に血管障害を起こします。

これ、結局体の免疫機能が以上に働きすぎる字のごとく普段身近に発症するアレルギーのような作用そのものです。

花粉症、喘息なんかも国民病的に言われていますが共通項がある気がします。

ただ、この「チャーグ・ストラウス症候群」は血管の病気ですから症状が重篤になりがちのようです。

気管支喘息発作、手足のしびれ(末梢性神経炎)、出血斑(紫斑)、関節痛・筋肉痛、腹痛・消化管出血(胃・腸の潰瘍)、体重減少、発熱などの症状が一般的で、ひどいときには脳出血・脳梗塞、心筋梗塞・心外膜炎、消化管穿孔を生じることもあるそう。

おそらく自身がかかったことによる精神負担と不安から心の病も心配されるところです。

竹内選手は年末年始に風邪をこじらせ、風呂で手を挙げるだけでも疲労感を覚えるようになり、39度の熱が出た様子。

オリンピック選手には死活問題の薬の影響での体力・筋力低下と、薬の量を減らすことによる病気の発症との狭間に立たされているようでこれから病気との付き合い方も慎重に行わなければならないようです。

オリンピック出場選手で他に難病患者はいる?

これ、スキーモーグル女子で惜しくもメダルを逃して4位入賞を果たした上村愛子選手がそうです。

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病名は、「先天性心室中隔欠損症」。

心臓の下の心室の壁に穴があいていて、となりの心室に血液が流れ出している先天性の病気で、この穴も自然に閉鎖するものと、ふさがらず合併症に陥るケースとがあるようです。

大事を取って上村選手は兵庫県伊丹市から空気のきれいな長野県白馬村へ家族で移り住みます。

いまはそのおかげもあって、合併症に苦しむこともなくオリンピック選手としても活躍してきました。

あの羽生結弦選手も喘息を持ちのようです。

冬の競技って空気のきれいな雪国でのプレーが多いので持病を抱えた方にとっては、リハビリも兼ねて運動できる環境があるようにもうかがえますね。

竹内拓選手の動画

音声が中心ですがうまくまとまっている動画です。

編集後記

一月の上旬に病気の可能性のことを聞かされていたという竹内選手。

言い訳に聞こえるからと、メダルが取れなかったら病名を公表しないつもりだったそうで、オリンピック出場までの調整期間を見事強靭な精神力でカバーしてきたなあと会見を見て感動しました。

家族、竹内選手を支えてくれた人への感謝は言葉では言い尽くせないほど。

中でもお父さんは大きな心の支えだったようですね。

「普通ならやめた方がいいと言うところ、父は『お前ならできる』と言ってくれた」

と竹内選手も話しています。

年末年始の入院の際に、お父さんは病室にワールドカップ(W杯)で2位に入り喜んでいる竹内の写真を拡大コピーしたものに、お父さん作製の金メダルをあてがった手作り未来予想図の写真をイメージトレーニングとして渡してあげたそうです。

竹内さんは、

「同じ病気で苦しんでいる人に、諦めないで頑張れば、念じていればメダルが取れるという事を伝えたかった」

と病気で苦しむ人に勇気をもあげています。

早く根本治療薬が見つかって欲しいものですね。

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