O157子供への対策は?治療法と後遺症は?効果的殺菌消毒方法!
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どうも、のりたまです。
全国的に暑い日が続いたかと思ったら昨日は一気に冷え込みました。
みなさんは体調崩したりしていませんか?
さて、温かくなってくると心配されるのが食中毒。
特に今年は、O157がハイペースで流行の兆しがでているようです。
ちょっと追ってみました。
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症状と治療法と後遺症とは
この菌はベロ毒素を作り出して大腸に取り込まれて、2、3日後に血便と激しい腹痛(出血性大腸炎)を引き起こすのが主な特徴。
ふぐ毒の1000倍以上の毒素というから相当な威力です。
また、このベロ毒素、血液中にも取り込まれるため、血球や腎臓の尿細管細胞を破壊、急性腎不全や溶血性貧血なども起こるときもあります。
O157にかかって自宅療養という手もあるかもしれませんが、病院治療が欠かせませんね。
病院に行けば、点滴を打ってくれます。
そして数日間の抗生物質と解熱剤と調腸剤をもらい、検便の結果で発見された菌に合わせてまた薬をもらいに行きます。
だいたい治るまで1週間程かかるようですね。
気をつけなければいけないのが市販の下痢止めを服用しないこと。
毒素が外へ出ず体内でベロ毒素が大量繁殖してしまいます。
後遺症も場合によっては残るようで、血液中にも症状が及ぶことで腎機能の低下がおこり一生投薬が必要な状態になることもあるそう。
O157の病原菌を出すこととなった食品会社等が訴訟を起こされたケースもあります。
子供への対策は?
小さい子供はO157の感染で重症化しやすいので注意が必要です。
感染の仕方は空気感染ではなく経口感染であるということ。
幼稚園や保育園などで子供が感染すれば、手を通して口に入りそのまま感染してしまいます。
こうした幼児が多数出入りする施設では集団発生の可能性が高く、一人が発症すると一気に広がる可能性が高まるため注意が必要です。
暑くなると楽しみなのがプール。
O157の感染の疑いのある人がいると、乳幼児が入る小さな簡易型のプールなどでも広がる可能性があり、これは自宅で子供たちがお友達同士でお庭で水遊びをして感染が広がることも考えられます。
O157の効果的殺菌・消毒方法
まず体についた病原菌を落とす作業として一番効果的なのが手洗い。
食事をする時、調理をする時、トイレの後は石鹸を使って十分な流水で手を洗います。
そこに消毒用アルコールを使うとなお効果的です。
またO157の特徴として
熱に弱い
というのがあります。
加熱する食べ物は中まで十分に火を通し、75℃以上で1分以上加熱するのが理想的です。
O157に関する動画
動画で確認すると信憑性がありますね。
編集後記
今年になって多いのが馬刺しによる感染。
3年前の焼肉チェーンのユッケによるO157食中毒事件が印象的でしたが、毎年毎年いろいろな飲食店から感染の話題が後を絶たない状態です。
逆にO157は寒さには強いので生レバーに付着したまま10日以上冷蔵庫や場合によっては冷凍庫で生存していることもあるようです。
なのでまずは食べる前には加熱処理をすることが大事。
食べるものは必ず熱を通せば感染の可能性を下げることができます。
温度は75度で1分以上の加熱をすれば良いとされていますので鍋物などはしっかり煮込めば感染の可能性はゼロに近くなります。
暑い日はちょっと大変ですけどね^^;
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タグ:O157