救缶鳥のパンの味は何種類?缶詰パンの値段は高い?廃棄なき知恵!

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どうも、のりたまです。

飛び石連休最終日。

昨日を休みにして4連休という人も多かったのではないでしょうか。

明日からまた気持ち一新でがんばりましょう!

さて、救缶鳥って知ってます?

いま注目の備蓄用のパンの缶詰です。

食べたことある方はおそらくびっくりするかもしれませんが37ヶ月の賞味期限で3年経ったその日でもふんわりとしてほのかに甘くて、しっかりとしたもっちりとした食感も続いてとてもおいしいんです。

しかも救缶鳥を食べた後の缶はそのまま飲み物の器として使えるように切り口にも気を遣っているほどの徹底した行き届きぶり!

ちょっと調べてみました。

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パンの缶詰めは何種類?

37ヶ月持つこのパン、もちろん保存料など入っていません。

味のレパートリーはオレンジ・レーズン・ストロベリー・チョコクリームから変わったものはトロピカル、はちみつレモンなどなど合計でな、な、な、なんと25種類!

これも、災害時に味に飽きが来ないようにと生産者のパンアキモトさん(秋元義彦社長)の意向です。

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ちなみに救缶鳥の味は「レーズン」、「オレンジ」、「イチゴ」の3種類。

大きさも果物の缶詰と同じくらいの大きさで値段も一缶400円程度と賞味期限を意識したら全然高くないお値段です。

救缶鳥は2食入りで800円。

いまではこのパンアキモトの7割の売り上げがこのパンの缶詰とのことで各国の特許も取得しているほどの実力商品!

いまは59種類の栄養素を持った「ミドリムシ」を使ったパンを開発中とのことですよ!

ミドリムシは理科の授業で習ったことはありますが実際に食べることが訪れるとは思ってもみませんでした。

パン一個で一日の栄養素を補うことができるらしくそうなると夢の備蓄食ですね。

しかも糖尿病患者を意識したこんにゃく入りパンも試作中。

トライアンドエラーで最高の食感を実現しようと日々成長しています。

これが実現すると、普段よりも噛む回数が増えて満腹感が得られて、カロリーも一割減ってしかも糖類がほぼゼロというこちらも夢のパンができるそうですよ。

これで、全国に900万人はいると言われる糖尿病患者の食の楽しみを提供できますね。

賞味期限で捨てるしかない?

保存食でも賞味期限が来たら捨てるしかないですよね。

乾パンなんかは賞味期限が近くなると毎食乾パンなんてことも昔はありましたが、いまはそこまではせず最悪廃棄する方も多いのではないでしょうか?

パンアキモトではとても画期的な手法で廃棄ロスを減らすことに成功しています。

これも、元はといえば1995年に起きた阪神淡路大震災の被災地支援。

震災直後、秋元氏は2000個のパンを被災地に届けたそうですが、数日して半分以上がカビが生えて腐って捨てられてしまったのがパンの缶詰の発想にいたったそうです。

いまでも自治体とかでは一箇所で5000個以上の救缶鳥を備蓄しているところもあるくらいで賞味期限を近くした商品の処理に四苦八苦することは目に見えています。

ちなみにこの救缶鳥は一缶2食入りで値段が800円なんですが、賞味期限が3年のこの商品を2年で回収するシステムがあります。

その見返りに回収してくれた顧客に一缶100円引きで新商品を買える特典を付けています。

回収した缶詰はNGO(日本国際飢餓対策機構)に託して海外へ行き渡ります。

これがパンアキモト、顧客、貧困・被災国がすべてうれしいまさにWINWINWIN方式なんですね。

まさに『救缶鳥プロジェクト』!

最近では昨年の夏のフィリピンの大型台風の被災地にも送り込んであげたようです。

放っておけば期限切れになってただのゴミになってしまうものがそれを海外に送ることで社会貢献にも繋がっている。

これに賛同してくれる企業は自分の会社のイメージアップにもつながり後を絶たないようですね。

ただ一つ問題なのが缶詰の引き取り。

これも秋元社長は考えて仕組化しています。

意外とコロンブスの卵で、新しい商品を届けた”帰りに”回収してもらうことで輸送コストを抑えることに成功!

ということで被災地にタダで配ってもしっかり黒字化できる社会貢献とビジネスを両立することができるというモデルができあがっています。

このモデル、廃棄大国でもある日本に応用できるヒントになるかもしれません。

パンアキモトの秋元社長の動画

やはり向上心が違いますよね。

編集後記

どうやらこの缶詰パン、備蓄用だけでなく、缶のラベルのサービスもあるようで、結婚式のプレゼントにしたいとか、面白グッズとしての需要もあるようです。

これだったら話題性十分ですね。

なにこれ!!!と、しかも3年間はプレゼントしてくれた人のいい宣伝材料にもなっていたりしますし。(笑)

しかも防災グッズですと防災の時にしか売れませんが、これでしたらいつでも時を選ばないですからね。

この「救缶鳥」は読んで字のごとく大きく羽ばたいて世界中に幸福と安心を届けていくと思うととても幸せな気持ちになります。

みなさんも缶詰パン備えてみてはいかがですか?

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