小さな旅の視聴率と長寿の秘訣は?テーマ曲は?再放送の時間帯って?

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NHK「関東甲信越小さな旅」が放映開始から30年以上たつそうです。
あの哀愁にみちたテーマ曲は誰もが一度は耳にしたことがあると思います。

民放ではどうしても視聴率争いの渦に巻き込まれたどこか仕組まれた番組構成を感じますが、やはりこういった達観したような番組も必要です。

すべてのことが行き過ぎているように思えるこの世の中、少しノスタルジックというかルネッサンスが必要な気がします。

ちょっとこの番組の軌跡を追ってみました。

小さな旅の番組の沿革

1983年4月、最初は関東の一都六県のみを対象に首都圏のローカル番組としてスタートします。
当時金曜22:00~22:30に放送されていた首都圏ローカルの情報番組『いっと6けん』をリニューアルしたかっこうでスタート。番組のタイトルは『いっと6けん小さな旅』。

約1年後の1984年3月、放送エリアを拡大、甲信越地域に広げます。

タイトルも変えなければならず『関東甲信越小さな旅』と改めます。放送日も毎週木曜日に変わりました。

ただこの時点で、けっこう話題が広がり、不定期ではありましたが、静岡・伊豆地方にまで放送が広まったようで、単発番組としてローカルに時間帯に放送されていたようです。

いまの『小さな旅』にタイトルが変わったのは番組開始から8年たった1991年4月。

福島県や静岡県なども取材するようになっていったそうです。

今の放送時間、日曜8:00~になったのは2011年1月。

2011年1月から、『週刊こどもニュース』の終了、『ニュース 深読み』のスタートがあったからだそうですね。

再放送もやっていて時間帯は土曜日5:15~5:40。
ぱっとテレビをつけたら、お!こんな時間にも「小さな旅」やってるじゃん!って思った方も多いと思います。

日曜日初回放送から6日後の放送ということになります。

なぜここまで根強い人気が?

たしかに昔からイメージチェンジしていない番組というのは、解釈を良くすると落ち着いているとも言えます。

ただ、民放の視聴率争いの典型のように「最先端を取り入れ」「イメージチェンジした」番組というのは、確かに以前よりも刺激が強くなることが多いです。

「最先端を取り入れ」「イメージチェンジした」しないと、視聴率の維持・向上に繋がらないのでしょうか。

「最先端を取り入れず」「イメージチェンジしなけれ」ば、視聴者離れを起こし、番組を継続できなくなるのでしょうか。

長寿番組というのは、それこそ 『小さな旅』 のような落ち着いたものが多いですよね。

テーマ曲だってアレンジは多少変わりましたが開始からず~~~っと一緒ですからね。

ラジオ番組にもそれはあてはまります。平日の朝からやっているあの変わらないテーマソングと各コーナー。TBSの森本毅郎さん、遠藤泰子さん、大沢悠里さんなんかそうですよね。

こういった昔からの声を聞くたびに心が落ち着くというか、自分らしさを保つきっかけになるというか。

口では説明できない心の処方箋であるような気がします。

確かに時代流れと無関係では、絵空事っぽくて説得力に欠けるかもしれませんが、やたらと刺激の強い、がちゃがちゃした作りとか、流行りの芸能人にとりあえず乗っかっちゃえみたいな番組は、あんまり長続きしていないと感じますし、すぐ飽きられてしまいます。

だから、同じ番組を継続するというより、短期間ですぐ入れ替えたりしてますよね・・・

『小さな旅』以外でも『きょうの料理』 とか、さっき書いたラジオなんかですと 『ラジオ深夜便』 なんて、視聴率では破天荒な番組に勝てないかもしれませんが、本物の支持を維持して何十年単位で続いていますからね。

テッパンのテーマソングを動画で!

癒される画像と共にテーマソングに聞き入ってください。

まとめ

テレビもネットも取捨選択の時代です。もう「小さな旅」のような番組もNHKでしか作れないような時代なのでしょうか?

視聴率からすると放送時間が早朝ということもあっておそらく一桁前半くらいかもしれませんが、このまま長続きしてほしい番組の筆頭に上げられます。

TBS系列で放送していた「まんが日本むかしばなし」もそうです。あのテーマソングと龍に乗った少年も土曜日の代名詞でした。いまはそういった番組が少なすぎる気がするんです。

残ってるものとして子供にも見せたいなと思うシーンは日立グループのCM、「この木なんの木、気になる木~♪」でおなじみのあのCMです。

実際日立の電話の保留音はあのメロディが流れるとのことですよ。

ただいたずら電話は禁物です。

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